2009年3月16日

暖かい日でした。
黄砂が飛んできたのか空はぼんやりと曇って、ぬるい夜風がヒサカキの花の香りをいっぱいに運んでくるのです。
こんな夜には黄泉比良坂の扉が緩んで、その隙間から冥蛾がこの世にあふれ出すに違いない。
そんな気がして、私は外へ出たのです。

シバツトガ

ドア前廊下です。
5ミリくらいのツトガ。シバツトガかと思うんですが、なんともしょうがないです。
蛍光灯の裏に入ってしまって、出てこないです。

それから竜泉寺に行きました。
アトジロエダシャク、ナカオビカバナミシャク、ウスベニスジナミシャク、オオトビスジエダシャク、プライヤハマキ(?)、アトジロエダシャク、シロテンエダシャク。
それから緑地公園に来て、マエアカスカシノメイガ、ナカオビカバナミシャク、ブナキリガ、ギフウスキナミシャク、など。

ウスベニスジナミシャク

ウスベニスジナミシャク。
緑なのか、赤なのか、妙な色になっています。

ブナキリガ

ブナキリガ。
この自販機は、何かいるだろうといつも寄りますが、今日はじめて蛾がいました。

道路を渡った閉ったシャッターの前に何かいて、拾って、自販機の明かりで撮影。

クロチャマダラキリガ

クロチャマダラキリガ。
たぶんね。

カバナミシャク

そしてまたカバナミシャクの類がいました。
今日見たカバナミシャクを3匹並べて比べると、ナカオビカバナミシャクだろうと思うんですが、3匹目が黒点が少し大きいようで、ウスカバナミシャクかもしれないと思うんですが、どちらにしてもかなりすれた個体で、なんとも言えんです。

ナガバヒロズコガ

帰ってきて、ドア前廊下で、ナガバヒロズコガ。

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