Grey Heron
Ardea cinerea
留鳥
2007-04-29
2013-08-31
大きな魚を食べるところです。
見てると、貪欲な感じです。
人間にとやかく言われる筋合いはないでしょうが。
2014-01-12
飛んでるところです。
止まってる時には灰色に見えるアオサギも、翼を開くと、黒っぽい部分が多いです。
鳥の羽根は消耗品で、飛んでる間に擦り切れるそうで、黒い色が付いてたほうが擦り切れにくいんだそうです。
特に擦り切れやすい翼の先端に色が付いている鳥は、アオサギの他にもソデグロヅルとかたくさんいて、(そうだったのか!)と思います。
人間の作る自動車も、そのタイヤはおおむね黒ですが、減磨耗材として、炭素がゴムに混ぜてあるので黒くなるんだそうでして、アオサギの羽根も、自動車のタイヤも、おんなじなんだと、思いますです。
2014-01-18
何かを狙っているところです。
アオサギは漢字では蒼鷺と書きます。だから、アオと言っても「青」じゃないんですが、灰色なのに何故アオサギなのか。
日本語の色名のうち、基本的なものは「アカ、クロ、アオ、シロ」の四つです。
この四つは、語源が分かりません。ほかの色名は物の名前です。
また、色名の後に「−い」をつけると、そのまま形容詞になります。
天然色の世界をどうやって四つの色名であらわすかというと、アカでも、クロでも、シロでもないものは、すべてアオです。緑のものを「あおい」ということがあるのは、このかつての用法の名残です。
だから、灰色は「アオ」です。
「明るいー暗い」が「あかーくろ」の類義語であることから分かるように、アカに対する言葉はクロであり、つまり、アオに対する言葉はシロです。
だから、アオサギはシラサギに対する言葉です。
それで、灰色でもアオサギです。
ただ、アオサギの風切は、普通に見ている分には黒ですが、間近に見ると、暗い青の光沢があります。
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